破滅の刻 フルスポイラー モダン以下編
2017年7月3日 Magic: The Gatheringニッチ需要
・王神の信者
モダンでバーン対策として。赤白ならコーの火歩きやヘリックスでいいので青白や白黒向きかな?でもバーンに不利なデッキって序盤に呪文唱えまくるの苦手だから何点回復できるのかわからない。
・陽光鞭の勇者
キッチンとかベイロスみたいな、相手が生物で攻めてくる前提なら最大値取れるよ系対バーンカード。まあまあスペックの高いカードだと思っているのでデッキによってはメインからでもおどろかない。
・正気減らし
モダンにて最強デッキのLOデッキに入りうるスペック。地味にフェッチや呪文のキャストに反応するのもおもしろい。秘匿してグリンプスと同時打ちしたい
・敏捷な妨害術師
レオニンアービターと併せてマナディナイアルしたい。サーチも禁止したい。魚とか踏んで一瞬で負けたい。
・リリアナの敗北
グリシャドウのサイドに入って不毛な同士討ちを加速させそう。サイド後増えるリリアナをやれるのが合理的。リンガはしらん
・汚れた血、ラザケシュ
モダン以下はグリセルの世界なので一応言及はするけどあんまり需要なさそう。生物主体の無限コンボ内蔵リアニデッキがあったとしてそのデッキでもたぶんグリセルのほうが強いよ。哀れ
・削剥
これ結構いいカード。サイド後除去を増やしたいデッキが親和へのガードを下げないためにつかってもいいし、茶色の蔓延する世紀末環境で逆にボブとかメンター見れるかもしれない。極北デッキだけど液膜の塗布デッキとかにはメインで
・チャンドラの敗北
赤い呪文で赤生物をメタるカードはなかったとおもうので、需要があれば姿を見せるでしょう。今のところは赤くてヤバい生物って思い当たらないけど
・人生は続く
ライフゲイン多いなこのセット。陰鬱達成で8点ゲインの陰鬱インスタント。部族養いがリリースされたころタシグルデッキやサイデッキでは定番サイドだったことを考えると、条件がゆるくなってゲイン効率も良くなったこのカードもいろんなデッキに歓迎されるんじゃないかな。アタコマだけ向かい風。
・ラムナプの採掘者
るつぼ生物。不毛緑頂点のある環境ならもちろん(でもこの2つが共存するデッキってなんかあったっけ)、モダンでもるつぼはほそぼそと使われているので生物主体のデッキにそういうギミックを組み込めるようになるかも。純粋にアドバンテージカードだしね
・生類解放
効率は悪いけどエンドカード兼アドバンテージなのでエルフとか緑単信心に少数入ってイゼ速さんで赤字になることが一度くらいはあるんじゃない
・蠍の神
重いけど手札に返ってくるので三柱をニッチなサイドカードとして見た場合これが一番適正高いかなと思った。ずるずるのロングゲーム前提のサイドだとアド能力が嬉しくてパワーも高いので
・立身+出世
カードを見たときには死の影を禁止にするつもりなのかと思ったけど死の影デッキはすでに墓地から生物再利用はしていて、サイド後墓地破壊を入れられるデッキなのでデッキ構造の改善には寄与しないなと感じた。ただマナ的にもターン的にもロスなく死の影が戦列に復帰する速さを得たとは言えるし、このカードじたいが1マナで瞬唱タルモを戻せるパワーカードな可能性もあって、確実な強化には繋がるかなと
・敵意ある砂漠
やっぱり環境が下になっても小型クリーチャーのアタックへの牽制力は高そう
・屍肉漁りの地
ロームで探せる墓地破壊。モダンドレッジのボジューカの沼とかは再利用したいなーってタイミングあった。1:2とかでスプリットされるかも。
なんかあんまりコメントしたいカードがなかったのでおまけでしゃべります
・イラスト大賞・・・魂のたかり屋
イラストと言えば緑の楽園の拡散みたいな花の映っているやつか黒のおどろおどろしいホラー生物が好きなのですが、これは後者の好み。ガリガリに細い胴や異様に長細い手足が卑しさと悪い目的があるんだろうなという予感を与えてきますね。畏れではなくて恐怖という感じ。足が長いのとデカい一つ目が何かを探している感じで不気味です。捕まったらどうなるんだろう?と想像力を掻き立てさせるかんじが実に種族ホラーでナイス。
・フレーバーテキスト大賞・・・悲劇的教訓、生存者の野営地
今回はフレーバーテキストが豊作で、「あれが来るかもしれない」「これが栄光だ」「目が弱点よ」など琴線に触れるフレーズはいくつもあったのですが、この2つが個人的にはヒット。前者は王神や神々など不可解なものを妄信的に信じているアモンケットの人々の滑稽さと、尊いものだった神々がただの死体へと貶められてしまった寂しさがよし。後者はゼンディカーのときにやったネタと被ってるじゃないかと思いつつも、標なき未来でも生き抜こうとする人々の勇気が一抹の爽やかさを残すいいエンディング
・ミス霊気紛争・・・待ち伏せ
鼻の背が短くて上向きなのが高貴な感じだし黒毛でミステリアスな美人ということで。ワニ料理とか上手そうですし
・ザベストオブミイラ賞・・・ほころびミイラ
唇のないむき出しの歯と口というパーツは怪物性の象徴として散見されますが、前作から登場していた表情のない包帯顔の下から覗いていることによって、非生物として隠匿されていた怪物というモチーフをよく表していますね。目が落ち窪んでいて無貌のミイラに顔ができているのもいまや生物であることを強調しています。こんなものをそばにおいていたのかという薄ら寒さはジャパホラっぽいですね。一枚のイラストに怪談のようなドラマ性を盛り込んだいいミイラです。フレーバーテキストも簡潔で良し
最後に思いっきり自分?語りしたので満足。今回はアンコが弱かったですね
・王神の信者
モダンでバーン対策として。赤白ならコーの火歩きやヘリックスでいいので青白や白黒向きかな?でもバーンに不利なデッキって序盤に呪文唱えまくるの苦手だから何点回復できるのかわからない。
・陽光鞭の勇者
キッチンとかベイロスみたいな、相手が生物で攻めてくる前提なら最大値取れるよ系対バーンカード。まあまあスペックの高いカードだと思っているのでデッキによってはメインからでもおどろかない。
・正気減らし
モダンにて最強デッキのLOデッキに入りうるスペック。地味にフェッチや呪文のキャストに反応するのもおもしろい。秘匿してグリンプスと同時打ちしたい
・敏捷な妨害術師
レオニンアービターと併せてマナディナイアルしたい。サーチも禁止したい。魚とか踏んで一瞬で負けたい。
・リリアナの敗北
グリシャドウのサイドに入って不毛な同士討ちを加速させそう。サイド後増えるリリアナをやれるのが合理的。リンガはしらん
・汚れた血、ラザケシュ
モダン以下はグリセルの世界なので一応言及はするけどあんまり需要なさそう。生物主体の無限コンボ内蔵リアニデッキがあったとしてそのデッキでもたぶんグリセルのほうが強いよ。哀れ
・削剥
これ結構いいカード。サイド後除去を増やしたいデッキが親和へのガードを下げないためにつかってもいいし、茶色の蔓延する世紀末環境で逆にボブとかメンター見れるかもしれない。極北デッキだけど液膜の塗布デッキとかにはメインで
・チャンドラの敗北
赤い呪文で赤生物をメタるカードはなかったとおもうので、需要があれば姿を見せるでしょう。今のところは赤くてヤバい生物って思い当たらないけど
・人生は続く
ライフゲイン多いなこのセット。陰鬱達成で8点ゲインの陰鬱インスタント。部族養いがリリースされたころタシグルデッキやサイデッキでは定番サイドだったことを考えると、条件がゆるくなってゲイン効率も良くなったこのカードもいろんなデッキに歓迎されるんじゃないかな。アタコマだけ向かい風。
・ラムナプの採掘者
るつぼ生物。不毛緑頂点のある環境ならもちろん(でもこの2つが共存するデッキってなんかあったっけ)、モダンでもるつぼはほそぼそと使われているので生物主体のデッキにそういうギミックを組み込めるようになるかも。純粋にアドバンテージカードだしね
・生類解放
効率は悪いけどエンドカード兼アドバンテージなのでエルフとか緑単信心に少数入ってイゼ速さんで赤字になることが一度くらいはあるんじゃない
・蠍の神
重いけど手札に返ってくるので三柱をニッチなサイドカードとして見た場合これが一番適正高いかなと思った。ずるずるのロングゲーム前提のサイドだとアド能力が嬉しくてパワーも高いので
・立身+出世
カードを見たときには死の影を禁止にするつもりなのかと思ったけど死の影デッキはすでに墓地から生物再利用はしていて、サイド後墓地破壊を入れられるデッキなのでデッキ構造の改善には寄与しないなと感じた。ただマナ的にもターン的にもロスなく死の影が戦列に復帰する速さを得たとは言えるし、このカードじたいが1マナで瞬唱タルモを戻せるパワーカードな可能性もあって、確実な強化には繋がるかなと
・敵意ある砂漠
やっぱり環境が下になっても小型クリーチャーのアタックへの牽制力は高そう
・屍肉漁りの地
ロームで探せる墓地破壊。モダンドレッジのボジューカの沼とかは再利用したいなーってタイミングあった。1:2とかでスプリットされるかも。
なんかあんまりコメントしたいカードがなかったのでおまけでしゃべります
・イラスト大賞・・・魂のたかり屋
イラストと言えば緑の楽園の拡散みたいな花の映っているやつか黒のおどろおどろしいホラー生物が好きなのですが、これは後者の好み。ガリガリに細い胴や異様に長細い手足が卑しさと悪い目的があるんだろうなという予感を与えてきますね。畏れではなくて恐怖という感じ。足が長いのとデカい一つ目が何かを探している感じで不気味です。捕まったらどうなるんだろう?と想像力を掻き立てさせるかんじが実に種族ホラーでナイス。
・フレーバーテキスト大賞・・・悲劇的教訓、生存者の野営地
今回はフレーバーテキストが豊作で、「あれが来るかもしれない」「これが栄光だ」「目が弱点よ」など琴線に触れるフレーズはいくつもあったのですが、この2つが個人的にはヒット。前者は王神や神々など不可解なものを妄信的に信じているアモンケットの人々の滑稽さと、尊いものだった神々がただの死体へと貶められてしまった寂しさがよし。後者はゼンディカーのときにやったネタと被ってるじゃないかと思いつつも、標なき未来でも生き抜こうとする人々の勇気が一抹の爽やかさを残すいいエンディング
・ミス霊気紛争・・・待ち伏せ
鼻の背が短くて上向きなのが高貴な感じだし黒毛でミステリアスな美人ということで。ワニ料理とか上手そうですし
・ザベストオブミイラ賞・・・ほころびミイラ
唇のないむき出しの歯と口というパーツは怪物性の象徴として散見されますが、前作から登場していた表情のない包帯顔の下から覗いていることによって、非生物として隠匿されていた怪物というモチーフをよく表していますね。目が落ち窪んでいて無貌のミイラに顔ができているのもいまや生物であることを強調しています。こんなものをそばにおいていたのかという薄ら寒さはジャパホラっぽいですね。一枚のイラストに怪談のようなドラマ性を盛り込んだいいミイラです。フレーバーテキストも簡潔で良し
最後に思いっきり自分?語りしたので満足。今回はアンコが弱かったですね
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