禁止制限改訂
2017年1月10日 Magic: The Gatheringスタンダードで禁止が出るとは、かなりの驚き。最近のウィザーズはなにがなんでもスタンで禁止を出さないというスタンスだと思っていたので、禁止を軽視するようになったのか、それともスタンスを曲げてまで禁止を出さなければならないほどスタンダードの人気の低迷が続いていたのか、どちらにせよショックをうけた。
・密輸人の回転翼機
どんなデッキにも4枚入ってしまうカードが不健全なのは間違いないことだけど、こいつは諸先輩方と違ってモダン以下の環境を荒らし回ったわけではないのが気になったところ。カードとしてオーバーパワーなわけじゃないけどスタンでは入れない理由がない強カードって一番ダメなやつなので、これが禁止になったのは嬉しかったというか褒めたい。スタンに関しては異様に禁止を渋るというスタンスの悪い面だったので。
やっぱり機体というシステムのデザインに失敗したということなんだろうな。軽くて構築で使われる機体を作ろう、という挑戦が失敗したのに気がついてなかったかんじか。
・約束された終末、エムラクール
逆転要素を摘んでくるファッティは強力すぎたか。以前何かの記事で公式が書いていたけど、精神隷属器効果は50ゲームに一度くらい喰らうのははちゃめちゃで面白いけど、一度の大会で十数回も喰らうとただつまらないだけなんだなとおもった。このカードがスタンダード歴代のファッティと比べて禁止されうるオーバースペックなカードとは思わないけど、つまらないのはよくない。
とはいえなんだかついで感のある禁止。エムラも禁止になったんだから、といって後のカードが禁止になるのはやめて。コンボとコントロールのどちらでも使えるファッティは刷られなくなるだろうからいらぬ心配か
サイズを8/8くらいにしておくかトランプルをなくせば逆転できうるカードだっただろうな。前のエムラクールに引っ張られすぎたか
・反射魔道士
バントカンパニーの頃からスタンダードが何も変わっていないので、バントカンパニーと青白フラッシュを繋いだカードとして白羽の矢が立ったんでしょう。アンコモンからの禁止でショップへのダメージを最小限にしようとする意図も見受けられる。
問題はカードどうこうというより強いカードをマナ域順に叩きつけていくとそれを返す動きが環境に存在しなくて先手が勝つというアブザンアグロあたりからずっと続いているスタンダードの環境なので、反射魔道士や青白フラッシュを殺して安心しないでほしい。こんなスタンダードがずっと続くカードデザインに問題があるはず。
MTGの脅威よりも除去が軽い、攻撃よりもブロックのほうが容易いという根本原理は覆らないでほしい。
このカードそのものもすべてのテンポデッキを殺すカードだったので嫌いなデザイン。
・ギタクシア派の調査
禁止されて当然のMTGのシステムを壊すカードなのでなんの驚きもない。ファイマナの中でもドローと合わさっているのはやばかった。
これを使っている感染やSCZなどのデッキに問題があるんじゃなくてカードが野放しになっていたのが今捕まったという珍しいケース。むしろストームやヤンパイデッキみたいなこのカードとシナジーするカードが入っていたデッキはお咎めものかも。死の影もそうか。
・ゴルガリの墓トロール
最近ドレッジ使っていたけど「ワンチャンこの禁止を生き延びればトロールの値段が跳ね上がるのでは?」という下心がありありのデッキ選択だったので特に返す言葉もないし今後はもっと粛々としたデッキ選択をこころがけるよ
一度釈放したカードをまた禁止するのも珍しい。ドレッジの諸悪の根源はどこまでいっても発掘カードなので下手に安堵の再会みたいなカードを禁止しせずトロールを再投獄したのは普通の判断だとおもう。スタンでルーターが刷れなくなるのを嫌ったんだろうね。
まあそれだけモダンのドレッジは強いデッキだったということだ。ウィザーズがドレッジを嫌っているというのを含めても。
驚きの禁止改訂だった。タイミングも急だったし。
禁止改訂のタイミングをもっと増やすらしいのはいいけど、できればもう禁止カードなんて出さないで欲しい。
・密輸人の回転翼機
どんなデッキにも4枚入ってしまうカードが不健全なのは間違いないことだけど、こいつは諸先輩方と違ってモダン以下の環境を荒らし回ったわけではないのが気になったところ。カードとしてオーバーパワーなわけじゃないけどスタンでは入れない理由がない強カードって一番ダメなやつなので、これが禁止になったのは嬉しかったというか褒めたい。スタンに関しては異様に禁止を渋るというスタンスの悪い面だったので。
やっぱり機体というシステムのデザインに失敗したということなんだろうな。軽くて構築で使われる機体を作ろう、という挑戦が失敗したのに気がついてなかったかんじか。
・約束された終末、エムラクール
逆転要素を摘んでくるファッティは強力すぎたか。以前何かの記事で公式が書いていたけど、精神隷属器効果は50ゲームに一度くらい喰らうのははちゃめちゃで面白いけど、一度の大会で十数回も喰らうとただつまらないだけなんだなとおもった。このカードがスタンダード歴代のファッティと比べて禁止されうるオーバースペックなカードとは思わないけど、つまらないのはよくない。
とはいえなんだかついで感のある禁止。エムラも禁止になったんだから、といって後のカードが禁止になるのはやめて。コンボとコントロールのどちらでも使えるファッティは刷られなくなるだろうからいらぬ心配か
サイズを8/8くらいにしておくかトランプルをなくせば逆転できうるカードだっただろうな。前のエムラクールに引っ張られすぎたか
・反射魔道士
バントカンパニーの頃からスタンダードが何も変わっていないので、バントカンパニーと青白フラッシュを繋いだカードとして白羽の矢が立ったんでしょう。アンコモンからの禁止でショップへのダメージを最小限にしようとする意図も見受けられる。
問題はカードどうこうというより強いカードをマナ域順に叩きつけていくとそれを返す動きが環境に存在しなくて先手が勝つというアブザンアグロあたりからずっと続いているスタンダードの環境なので、反射魔道士や青白フラッシュを殺して安心しないでほしい。こんなスタンダードがずっと続くカードデザインに問題があるはず。
MTGの脅威よりも除去が軽い、攻撃よりもブロックのほうが容易いという根本原理は覆らないでほしい。
このカードそのものもすべてのテンポデッキを殺すカードだったので嫌いなデザイン。
・ギタクシア派の調査
禁止されて当然のMTGのシステムを壊すカードなのでなんの驚きもない。ファイマナの中でもドローと合わさっているのはやばかった。
これを使っている感染やSCZなどのデッキに問題があるんじゃなくてカードが野放しになっていたのが今捕まったという珍しいケース。むしろストームやヤンパイデッキみたいなこのカードとシナジーするカードが入っていたデッキはお咎めものかも。死の影もそうか。
・ゴルガリの墓トロール
最近ドレッジ使っていたけど「ワンチャンこの禁止を生き延びればトロールの値段が跳ね上がるのでは?」という下心がありありのデッキ選択だったので特に返す言葉もないし今後はもっと粛々としたデッキ選択をこころがけるよ
一度釈放したカードをまた禁止するのも珍しい。ドレッジの諸悪の根源はどこまでいっても発掘カードなので下手に安堵の再会みたいなカードを禁止しせずトロールを再投獄したのは普通の判断だとおもう。スタンでルーターが刷れなくなるのを嫌ったんだろうね。
まあそれだけモダンのドレッジは強いデッキだったということだ。ウィザーズがドレッジを嫌っているというのを含めても。
驚きの禁止改訂だった。タイミングも急だったし。
禁止改訂のタイミングをもっと増やすらしいのはいいけど、できればもう禁止カードなんて出さないで欲しい。
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