エルフのようでエルフでない、ちょっと頑強な黒緑陰鬱
2016年12月12日 Pauper コメント (2)
わかりにくいタイトルにしてみました。無限頑強入りBGミッドレンジです。
リスト
・土地 22
森 7
沼 5
カルニの庭 4
緑黒ゲインランド 4
ゴルガリの腐敗農場 2
・生物 31
屍肉喰らい 4
本質の管理人 3
安寧砦の精鋭 4
クジャールの種子彫刻家 3
森のレインジャー 3
エルフの幻想家 1
ワイアウッドの伝令 4
ナントゥーコの鞘虫 1
覚醒舞い 4
森林守りのエルフ 1
キヅタ通りの住人 2
リス・アラナの狩りの達人 1
・呪文 7
発掘 2
悲劇的な過ち 4
目腐りの終焉 1
・サイド 15
大霊堂のスカージ 3
群れ吠えの飢え 3
散弾の射手 3
チェイナーの布告 4
上機嫌の破壊 2
一応リーグに出てみてデッキが動くかどうか試して見たんだけど、これはその時実際に回したリスト。改善したほうがいい点がいくつか見つかったけど、入れ替えたカードが機能不全かもしれないし実際に動いたリストを残しておく。
・動機、思考の流れ
厳かな守護者Pさんの動画を見ていて対戦相手のデッキにときめきを感じる。私も無限頑強したい。
無限頑強できないときにいかに動けるかが肝要。ライフゲイン、頑強、カウンター要因の全員がエルフなのに注目して、森林守りのエルフやエルフの先兵を用いたビートダウンにできないか考えた。
なるべく緑単色にしたかったのでMOで"elf"とか"sacrifice creature"とかで検索して緑のカードリストとにらめっこするも、当然緑のカードにサクリ台はない様子。順当に黒緑に。サクリ台は無限サイズの屍肉喰らいのほか無限占術の臓物の予見者も候補だが、Pauperの血の芸術家は風切るイグアナールしかいないことはクソデッキビルドの累積により知っていたので不採用。縫合の僧侶のゲインとルーズが逆なら完璧だった。
屍肉喰らい+安寧砦の精鋭+カルニの庭という構成はほぼ黒緑陰鬱だなと思ったので無限頑強が揃わなかったときの軸として陰鬱状態なら破格のカードパワーを発揮する悲劇的な過ち、覚醒舞い、群れ吠えの飢えの3枚が候補に上がる。
この段階で思い描いていた明確なサイドプランのひとつが、群れ吠え+大霊堂のスカージ。ストンピィでおなじみのあれ。陰鬱だとメインギミックでもいいけど親和や青単などテンポゲーになる相手に入れるイメージでサイドに。
黒緑にしてサクリ台を用意するなら確実に入るだろうと思っていたワイアウッドの伝令のために黒と緑のエルフを全部見る。案外アドバンテージ生物が多いのでシルバーバレット前提じゃなくてもデッキをエルフで埋めれるんじゃないか?と思いつく。ティタニアの僧侶やリス・アラナの狩りの達人などエルフ専用のカードを運用できるなら頑強・陰鬱とは別の軸をもう一つ持てるようになる。
・仮組み、テストプレイ
トナプラで無限に一人回ししたり先述のとおりリーグに出てみたり。
感触はなかなか良好。特にコンボを意識しなくても手札のクリーチャーを順番に唱えているだけで攻め筋がつながって、ちゃんとビートダウンできるなと実感。屍肉喰らいとクジャールの種子彫刻家で戦力の集中/分散ができるのでどこから先端を開くか考えるのが楽しい。
クジャールの種子彫刻家は本当に楽しいカードで、頑強再利用、どうでもいいカードを戦力にして殴る、自身が2/3となって2/2を止める、ワイアウッドの伝令をブロックしたくない2/2にして殴る、森林守りを火力圏外に逃がす、大霊堂のスカージゲーのとき追加の強化手段、など使い方にセンスの光る1枚。
エルフの先兵はアタッカー兼無限頑強時には無限サイズになってブロッカーの少ない相手を瞬殺できる可能性はあったけど、クジャールの種子彫刻家に枠を取られる形で退場に。すまぬ。引きムラがあると実力を発揮できないのが気になった。クジャールは単体で最低2/3なので。
土地は若干多めに。森のレインジャーと合わせるとマナソース多めだけど、展開を止めたくないデッキだったので。
森林守りのエルフが予想以上に強い。案外3/4というサイズにできたり相手のデッキに除去がなかったりで生き残ったりして、こいつが生き残れば相手は不自由なブロックを強いられるので、相手の守りを崩しやすい。エルフボールみたいに+12/+12なんてふざけた修正値を与えなくても、+3/+3で戦闘が一方的に、+5/+5すればライフを詰めきれる強いカードだなと実感。
・フィードバック
回してみて気になった点。上のリストには反映されていない。
リス・アラナの狩りの達人が弱すぎる。ティタニアの僧侶や樺の知識のレインジャーがいないので出したターンに大量展開できるわけでもなく、遠くの戦慄がないので手札にいつもエルフをもっていられるわけでもなく、ただのフレンチバニラでしかなかった。毎回サイドアウトしていたし、強いマッチなさそう。森林守りのエルフの2枚めが欲しかったのでチェンジ推奨。
ややマナフラ傾向。一度だけ黒マナが出ずカラースクリューした。タップインの枚数はこれが限界。土地を森のレインジャーにするよりは森のレインジャーをエルフの幻想家にしたほうがマナフラには強くなるか。私は7枚でキープしたい厨なのでこの土地枚数でいいや。
目腐りの終焉は一度もサーチしたいと思わずすべてのマッチでチェイナーの布告とサイドチェンジしていたが、メインで手札に来たときは特に不満もなく3マナの除去としてプレイできた。サイドプランがもっとはっきりして、吐き気系の除去まで必要だということがわかったりしたら抜くだろうけど、今はこのままでいいのかな。むしろチェイナーの布告が強い。
発掘は純粋なパワーカードとして入っているが、すれ違いの殴り合いなどクリーチャーが死なないマッチアップで陰鬱系のカードと一緒に腐ることがあった。それでもサイクリングできるからパワーカードなんだけど、カード同士が緊密にシナジーし合う構成のデッキなのでもっといいカードが見つかれば抜けていくかもしれない。頑強とともに墓地追放に引っかかることもあるかも。でも森林守りや覚醒舞いを1マナで呼ぶのは目ン玉飛び出るつよムーブなんだよなあ。
飛行クリーチャーとのすれ違いのライフレースで負けた。スカージ強化や散弾の射手など厚めにサイドを取っているけど、コーの空漁師や厳粛な空守りを連打されたら負け目になるだろうな。森林守りを運用できたのでひょっとしたら幸運を祈るものが使えるかもしれない。メインにピン挿しを試してみたい。
相手が電謀やCoP緑などをサイドインしていたみたいで勝ったマッチがあった。ローグの強みを感じるとともに、やはり正確なサイドプランがゲームをわけると思う。このデッキもスカージと群れ吠えでテンポを制するというプラン以外はふんわりしたカードが多いので、サイド後のゲームに目標を設定して遂行する助けになることが明確なカードを探したい。とりあえずチェイナーの布告の4枚目はホントにサイドインするマッチあるんか?って感じなので差し替えたい。モメピになるかな。
青でも赤でもないデッキだとなんだかサイドがお得な気がする。不毛なブラスト合戦に参加しなくてもいいので。
このデッキ、楽しい。コンボ:ビート=3:7みたいなデッキが好きなんだろうな。無限頑強は揃ってもそんなに大したことは起きないけど、警戒させられるならそれでいいじゃない。
手順が面倒くさいのでトナプラで一回一人回ししてみたほうがいいと思う。最終的にF2を押すのが一度でいいのが双子やキキジキと違って直感的じゃないので。
黒緑は入れようと思えば入れれるよってカードが多すぎて試してないカードがかなりあるので大変だな。騒がしいネズミとか怨恨とかアンコウとか。回してみてなんでこのカード入ってないの?ってカード見つけたら教えてください。
リスト
・土地 22
森 7
沼 5
カルニの庭 4
緑黒ゲインランド 4
ゴルガリの腐敗農場 2
・生物 31
屍肉喰らい 4
本質の管理人 3
安寧砦の精鋭 4
クジャールの種子彫刻家 3
森のレインジャー 3
エルフの幻想家 1
ワイアウッドの伝令 4
ナントゥーコの鞘虫 1
覚醒舞い 4
森林守りのエルフ 1
キヅタ通りの住人 2
リス・アラナの狩りの達人 1
・呪文 7
発掘 2
悲劇的な過ち 4
目腐りの終焉 1
・サイド 15
大霊堂のスカージ 3
群れ吠えの飢え 3
散弾の射手 3
チェイナーの布告 4
上機嫌の破壊 2
一応リーグに出てみてデッキが動くかどうか試して見たんだけど、これはその時実際に回したリスト。改善したほうがいい点がいくつか見つかったけど、入れ替えたカードが機能不全かもしれないし実際に動いたリストを残しておく。
・動機、思考の流れ
厳かな守護者Pさんの動画を見ていて対戦相手のデッキにときめきを感じる。私も無限頑強したい。
無限頑強できないときにいかに動けるかが肝要。ライフゲイン、頑強、カウンター要因の全員がエルフなのに注目して、森林守りのエルフやエルフの先兵を用いたビートダウンにできないか考えた。
なるべく緑単色にしたかったのでMOで"elf"とか"sacrifice creature"とかで検索して緑のカードリストとにらめっこするも、当然緑のカードにサクリ台はない様子。順当に黒緑に。サクリ台は無限サイズの屍肉喰らいのほか無限占術の臓物の予見者も候補だが、Pauperの血の芸術家は風切るイグアナールしかいないことはクソデッキビルドの累積により知っていたので不採用。縫合の僧侶のゲインとルーズが逆なら完璧だった。
屍肉喰らい+安寧砦の精鋭+カルニの庭という構成はほぼ黒緑陰鬱だなと思ったので無限頑強が揃わなかったときの軸として陰鬱状態なら破格のカードパワーを発揮する悲劇的な過ち、覚醒舞い、群れ吠えの飢えの3枚が候補に上がる。
この段階で思い描いていた明確なサイドプランのひとつが、群れ吠え+大霊堂のスカージ。ストンピィでおなじみのあれ。陰鬱だとメインギミックでもいいけど親和や青単などテンポゲーになる相手に入れるイメージでサイドに。
黒緑にしてサクリ台を用意するなら確実に入るだろうと思っていたワイアウッドの伝令のために黒と緑のエルフを全部見る。案外アドバンテージ生物が多いのでシルバーバレット前提じゃなくてもデッキをエルフで埋めれるんじゃないか?と思いつく。ティタニアの僧侶やリス・アラナの狩りの達人などエルフ専用のカードを運用できるなら頑強・陰鬱とは別の軸をもう一つ持てるようになる。
・仮組み、テストプレイ
トナプラで無限に一人回ししたり先述のとおりリーグに出てみたり。
感触はなかなか良好。特にコンボを意識しなくても手札のクリーチャーを順番に唱えているだけで攻め筋がつながって、ちゃんとビートダウンできるなと実感。屍肉喰らいとクジャールの種子彫刻家で戦力の集中/分散ができるのでどこから先端を開くか考えるのが楽しい。
クジャールの種子彫刻家は本当に楽しいカードで、頑強再利用、どうでもいいカードを戦力にして殴る、自身が2/3となって2/2を止める、ワイアウッドの伝令をブロックしたくない2/2にして殴る、森林守りを火力圏外に逃がす、大霊堂のスカージゲーのとき追加の強化手段、など使い方にセンスの光る1枚。
エルフの先兵はアタッカー兼無限頑強時には無限サイズになってブロッカーの少ない相手を瞬殺できる可能性はあったけど、クジャールの種子彫刻家に枠を取られる形で退場に。すまぬ。引きムラがあると実力を発揮できないのが気になった。クジャールは単体で最低2/3なので。
土地は若干多めに。森のレインジャーと合わせるとマナソース多めだけど、展開を止めたくないデッキだったので。
森林守りのエルフが予想以上に強い。案外3/4というサイズにできたり相手のデッキに除去がなかったりで生き残ったりして、こいつが生き残れば相手は不自由なブロックを強いられるので、相手の守りを崩しやすい。エルフボールみたいに+12/+12なんてふざけた修正値を与えなくても、+3/+3で戦闘が一方的に、+5/+5すればライフを詰めきれる強いカードだなと実感。
・フィードバック
回してみて気になった点。上のリストには反映されていない。
リス・アラナの狩りの達人が弱すぎる。ティタニアの僧侶や樺の知識のレインジャーがいないので出したターンに大量展開できるわけでもなく、遠くの戦慄がないので手札にいつもエルフをもっていられるわけでもなく、ただのフレンチバニラでしかなかった。毎回サイドアウトしていたし、強いマッチなさそう。森林守りのエルフの2枚めが欲しかったのでチェンジ推奨。
ややマナフラ傾向。一度だけ黒マナが出ずカラースクリューした。タップインの枚数はこれが限界。土地を森のレインジャーにするよりは森のレインジャーをエルフの幻想家にしたほうがマナフラには強くなるか。私は7枚でキープしたい厨なのでこの土地枚数でいいや。
目腐りの終焉は一度もサーチしたいと思わずすべてのマッチでチェイナーの布告とサイドチェンジしていたが、メインで手札に来たときは特に不満もなく3マナの除去としてプレイできた。サイドプランがもっとはっきりして、吐き気系の除去まで必要だということがわかったりしたら抜くだろうけど、今はこのままでいいのかな。むしろチェイナーの布告が強い。
発掘は純粋なパワーカードとして入っているが、すれ違いの殴り合いなどクリーチャーが死なないマッチアップで陰鬱系のカードと一緒に腐ることがあった。それでもサイクリングできるからパワーカードなんだけど、カード同士が緊密にシナジーし合う構成のデッキなのでもっといいカードが見つかれば抜けていくかもしれない。頑強とともに墓地追放に引っかかることもあるかも。でも森林守りや覚醒舞いを1マナで呼ぶのは目ン玉飛び出るつよムーブなんだよなあ。
飛行クリーチャーとのすれ違いのライフレースで負けた。スカージ強化や散弾の射手など厚めにサイドを取っているけど、コーの空漁師や厳粛な空守りを連打されたら負け目になるだろうな。森林守りを運用できたのでひょっとしたら幸運を祈るものが使えるかもしれない。メインにピン挿しを試してみたい。
相手が電謀やCoP緑などをサイドインしていたみたいで勝ったマッチがあった。ローグの強みを感じるとともに、やはり正確なサイドプランがゲームをわけると思う。このデッキもスカージと群れ吠えでテンポを制するというプラン以外はふんわりしたカードが多いので、サイド後のゲームに目標を設定して遂行する助けになることが明確なカードを探したい。とりあえずチェイナーの布告の4枚目はホントにサイドインするマッチあるんか?って感じなので差し替えたい。モメピになるかな。
青でも赤でもないデッキだとなんだかサイドがお得な気がする。不毛なブラスト合戦に参加しなくてもいいので。
このデッキ、楽しい。コンボ:ビート=3:7みたいなデッキが好きなんだろうな。無限頑強は揃ってもそんなに大したことは起きないけど、警戒させられるならそれでいいじゃない。
手順が面倒くさいのでトナプラで一回一人回ししてみたほうがいいと思う。最終的にF2を押すのが一度でいいのが双子やキキジキと違って直感的じゃないので。
黒緑は入れようと思えば入れれるよってカードが多すぎて試してないカードがかなりあるので大変だな。騒がしいネズミとか怨恨とかアンコウとか。回してみてなんでこのカード入ってないの?ってカード見つけたら教えてください。
コメント
怨恨が無難ですけど、消耗の儀式もありか?
夜の囁きは入りそうにないですかね?
コンボに寄せるならドローやサーチを増やしてもかまわないと思いますが、その場合でもラノエル+骨読みや自然との融和のほうがコンボに貢献しそうです。試したわけではないので適当なこといえませんが。
いっそ赤を足して消耗の儀式ならぬ投げ飛ばしを取ってみれば親和のように攻め手が充実するかもしれませんね。その場合は樺の知識のレインジャーやバネ葉の力を借りることになりそうです。バレンムーアもデッキにはあっていそうですね