新タミヨウと新リリアナ
2016年7月5日 Magic: The GatheringPWは常にスタンダードの中心にいるものなのでこの2人についても考えてみる。残りのスポイラーでしれっと英雄の破滅再録なんてことにはならないでしょう。
・たみちゃん
バントカラー、4マナ、初期忠誠度4、+1、-2、-7。ガワは色高速を除けば超普通のPW。私の脳内調べで最も模範的なPWだったラル・ザレックとおなじ値なので普通に機能して、特に忠誠度絡みで強みも持たないでしょう。バントカラーの3色PWであることは結構無視できないマイナス要素で、今は緑白が強いとはいえマナ基盤が弱くて3色にし得というわけではないので、タミヨウ自身に十分なカードパワーがないと使われないかな。
能力は+が戦闘を介在/抑制して手札を増やす可能性のある能力。-がやや影響範囲の大きい霜のブレス。奥義はアンリコ足す全知というトンデモ能力。
+は1番評価もプレイも難しそうな変わった能力で、自分の生物にブロックされてもOKなカササギ能力を与える、または相手の生物に戦闘すると手札を与えるデメリットを付与する。2体までタゲれるのでどちらも同時にいけるけど、1度のコンバットでは1枚しか引けない。よね? 相手のターンには引けるので2度のコンバットでは2枚引ける可能性もある。でも除去コンのようなデッキ相手だと数ターンにわたって一度も引けないこともあるだろうし、本当にしたいことはカードを引くことじゃなくてタミヨウを守ることなんだよ。
-の霜のブレスは強い能力だとは思うけど、土地を縛れないのがPWにしては残念。特に今の環境にはミシュランがあるので、ミシュランから身を守れないことは大きなマイナスになる。この能力もこちらに生物がいることがほぼ前提。
奥義は強すぎるので内容はどうでもいいけど、ラル型のPWが奥義まで行くか?って疑問と奥義だけ強いPWのキオーラは結局使われなかったよな、という経験がやはり奥義頼みは良くないと思わせる。倍増の季節とのコンボとかは普通に強いと思う。あとこの紋章と前のタミヨウの紋章同時に得てみたい。
総評として、生物同士の膠着・にらみ合いを解消するには強力なPWだけど、あまり汎用性はなさそうって感じかな。バントカンパニーのサイドとか白緑トークンのサイドとかに1枚挿す人がいても文句は言わない。
・りりー
黒単、3マナ。忠誠度まわりもほぼヴェリアナと同じ。リリアナは軽いマナコストになることが多いね。
+がジェイスによく似た-2/-1修正、-2がほぼ死体回収、奥義は超強化された終わりなき死者の列のような能力。
オリジェイスの+が強いのはもうみんな知っていることだと思うけど、それはジェイスがかなり強力なパーマネントだったから。PWを守る意味合いがそこそこ大きかった。とはいえこのリリアナの場合はタフネスにも修正がかかるので、純粋に能力の威力は大きくなっているはず。除去、自衛、戦闘を有利にすすめるなど仕事の幅が大きいので+を連打しているだけで強いはず。起動しだすターンはジェイスとほぼ同じだと思うけど、ジェイスの場合は3ターン目に3マナ使えることも強かったからどうか。
-はジェイスと好対照で、あちらがスペル、こちらは生物の再利用。スペルのほうが汎用性は高そうだけど、生物はアドを取りやすいこと、-したターン中にマナを使わなくてもいいことなどこちらにもいいところはある。結局ジェイスと同じくらいリリアナも危険なパーマネントなんじゃないかと思う。
奥義はヴェリアナより1ターン遅くなっているけど、確実に勝てるような能力になって起動しがいはある。ヴェリアナってあんまり奥義強くなかったしね。起動すれば盤面で詰んでたりコンボ決められなければそのまま勝てるはず。
ジェイスはスペル満載なデッキでもある程度生物が入ってて戦闘が絡むデッキでも引っ張りだこだったけどこのリリアナはどうかな。ある程度生物がいて戦闘をするデッキだったらすんなり入って強いとはおもう。デッキを選ぶかな?ってだけでパーマネントとしての危険度はジェイスと同じかそれ以上なので、黒いデッキで間違いなく使われるでしょう。ハスクに入れたい。
でもスタン最強PWはチャンドラだな。依然かわりなく。
・たみちゃん
バントカラー、4マナ、初期忠誠度4、+1、-2、-7。ガワは色高速を除けば超普通のPW。私の脳内調べで最も模範的なPWだったラル・ザレックとおなじ値なので普通に機能して、特に忠誠度絡みで強みも持たないでしょう。バントカラーの3色PWであることは結構無視できないマイナス要素で、今は緑白が強いとはいえマナ基盤が弱くて3色にし得というわけではないので、タミヨウ自身に十分なカードパワーがないと使われないかな。
能力は+が戦闘を介在/抑制して手札を増やす可能性のある能力。-がやや影響範囲の大きい霜のブレス。奥義はアンリコ足す全知というトンデモ能力。
+は1番評価もプレイも難しそうな変わった能力で、自分の生物にブロックされてもOKなカササギ能力を与える、または相手の生物に戦闘すると手札を与えるデメリットを付与する。2体までタゲれるのでどちらも同時にいけるけど、1度のコンバットでは1枚しか引けない。よね? 相手のターンには引けるので2度のコンバットでは2枚引ける可能性もある。でも除去コンのようなデッキ相手だと数ターンにわたって一度も引けないこともあるだろうし、本当にしたいことはカードを引くことじゃなくてタミヨウを守ることなんだよ。
-の霜のブレスは強い能力だとは思うけど、土地を縛れないのがPWにしては残念。特に今の環境にはミシュランがあるので、ミシュランから身を守れないことは大きなマイナスになる。この能力もこちらに生物がいることがほぼ前提。
奥義は強すぎるので内容はどうでもいいけど、ラル型のPWが奥義まで行くか?って疑問と奥義だけ強いPWのキオーラは結局使われなかったよな、という経験がやはり奥義頼みは良くないと思わせる。倍増の季節とのコンボとかは普通に強いと思う。あとこの紋章と前のタミヨウの紋章同時に得てみたい。
総評として、生物同士の膠着・にらみ合いを解消するには強力なPWだけど、あまり汎用性はなさそうって感じかな。バントカンパニーのサイドとか白緑トークンのサイドとかに1枚挿す人がいても文句は言わない。
・りりー
黒単、3マナ。忠誠度まわりもほぼヴェリアナと同じ。リリアナは軽いマナコストになることが多いね。
+がジェイスによく似た-2/-1修正、-2がほぼ死体回収、奥義は超強化された終わりなき死者の列のような能力。
オリジェイスの+が強いのはもうみんな知っていることだと思うけど、それはジェイスがかなり強力なパーマネントだったから。PWを守る意味合いがそこそこ大きかった。とはいえこのリリアナの場合はタフネスにも修正がかかるので、純粋に能力の威力は大きくなっているはず。除去、自衛、戦闘を有利にすすめるなど仕事の幅が大きいので+を連打しているだけで強いはず。起動しだすターンはジェイスとほぼ同じだと思うけど、ジェイスの場合は3ターン目に3マナ使えることも強かったからどうか。
-はジェイスと好対照で、あちらがスペル、こちらは生物の再利用。スペルのほうが汎用性は高そうだけど、生物はアドを取りやすいこと、-したターン中にマナを使わなくてもいいことなどこちらにもいいところはある。結局ジェイスと同じくらいリリアナも危険なパーマネントなんじゃないかと思う。
奥義はヴェリアナより1ターン遅くなっているけど、確実に勝てるような能力になって起動しがいはある。ヴェリアナってあんまり奥義強くなかったしね。起動すれば盤面で詰んでたりコンボ決められなければそのまま勝てるはず。
ジェイスはスペル満載なデッキでもある程度生物が入ってて戦闘が絡むデッキでも引っ張りだこだったけどこのリリアナはどうかな。ある程度生物がいて戦闘をするデッキだったらすんなり入って強いとはおもう。デッキを選ぶかな?ってだけでパーマネントとしての危険度はジェイスと同じかそれ以上なので、黒いデッキで間違いなく使われるでしょう。ハスクに入れたい。
でもスタン最強PWはチャンドラだな。依然かわりなく。
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