PT8のデッキ
2016年4月25日 Magic: The Gathering成績優秀デッキまではまだ見れてないので8個だけ。
・黒緑過ぎ去った季節
ほぼ黒単コントロール。アド合戦になった時の絶対的フィニッシャーとして過ぎ去った季節と闇の誓願のユニットを搭載している。
過ぎ去った季節を打ったら勝つだろうということはみんなわかっていたと思うけど、ほぼ黒単に寄せているのが目を引く。下心を出して不屈の追跡者とか採用しないあたりストイックに安定性と向き合った良いデザインだと思う。ニッサと未開地のせいで森が1枚増えているのだけ気になる。
黒軸のコントロールは現環境でもある程度通用するということだと思う。フル投入されている骨読みも明確なフィニッシャーがあるデッキでは輝く。黒は単色でもある程度サイドボードに柔軟性があってこのデッキではサーチもできるので今後拡張できそうなのもグッド。
サイドの翼切り。オーメンダールへの対処法としてスマートで、汎用性もあって良いカード。
緑に寄せるなら骨読みをニッサの巡礼にするかんじかな。
衰滅が腐ると負ける、という印象だったので森の代言者を1枚で処理できる究極の価格は闇の掌握と枚数入れ替えてもいいかも。メタゲームが今後はっきりしてくるだろうから。
総じて好みなデザイン。
・赤緑ゴーグルランプ
溺墓の寺院とルーター、マナ加速を絡めた大味な赤いデッキは構築できそうだとおもっていたけど、エルドラージランプとのハイブリッドになるとは。
チャンドラで横並びに強いという特性をアタルカ・コジレックの帰還で強化していてメタゲーム上の立ち位置をはっきり確立させているのが好印象。ゴーグルとチャンドラの枚数は逆なんじゃないかと思うけれど、きっとマグマの洞察力や苦しめる声なんかのパーツがそのまま使うと弱すぎてゴーグルを減らせないんでしょう。それかメインはもうゴーグルの圧倒的カードバリューで押しつぶす前提なのか。
潤滑油のようなカードが多すぎて枠がパツパツなのか、ランドやフィニッシャーがいまいち少ないように見える。結構カード同士が緊密にシナジーしているデッキなので枚数調整には相応の台所事情があるんだろうけど。意外にマリガンやハンデスでリソースが減ると厳しそう。まあマリガンはほぼないだろうけど。
高揚達成するの?
サイド後アド軸で細かく立ち回れるようになっているのも面白い。アド生物に枚数割きすぎだから逆立ちしても勝てない相手がいるって言うよりもサイド後はアド生物で戦うと予め決めてあるのかな。溺墓の寺院のおかげでマナ加速枠のカードをサイドアウトしなくてもスムーズにサイドチェンジできるようになってていい。
・エスパーコン
タップアウト系の全除去+PWコン。2枚だけ入ってるカウンターが呪文萎れなのが面白い。ダブルシンボルを避けるということは後半フタをする役目じゃなくて序盤の攻防に用いることを期待しての採用だろうから、中隊をカウンターするために入っているんだと思う。
総じてやりたいことは黒緑過ぎ去った季節とほぼ同じで、あちらのほうがスケールが大きいからまともにぶつかったら負けるだろうけど、このリストでいいなと思ったのはマナベース。バトルランドを全力採用して未開地でそれを補助するというマナベースは均等3色なら合理的で、実際八十岡さんのエスパーよりマナ面でのトラブルは少なそうに見えた。しっかりパワーカードの白黒ミシュラを4枚とっているのもよし。
・黒緑ハスク
浅原さんの白緑トークンランプもすごいなと思ったけど、こちらも謎の石の儀式を採用したデッキ。浅原さんのはトークン・オーメン・ランプという三軸で大きく大きく広がっていくデッキだったけど、こちらはカンパニー・オーメン・ハスクという軸を中心に多少コンパクトにまとめた形。オーメンは入っているだけで勝ち筋。
謎の石の儀式はマナサポートとして入っていて、壌土のドライアドまで採用されているのを見ると、マナ面で不自由しないことがどれだけ重視されているかがわかる。ぱっと見マナフラを受けられそうなカードは中隊・徴募兵・オーメンくらいか。
とは言え同じ種類のカードの複数投入や徴募兵・中隊のサーチ力によって実際はかなり高い安定性を持っていて、実際にはマナが不足なく供給されればオーメンもしくはハスク・2枚のズーラポートにたどり着くことができるので、カード1枚でマナフラをどうこうする必要はなさそう。
高出力のエンジンを過不足なく相手を倒すサイズにコンパクトにまとめてあるところが「プロユースのデッキ」っぽくて最高にかっこいい。今回のベストデッキだと思う。
欲を言えばウェストヴェイルを探す手段がないか。このデッキだと追加のハスクのような役割だけど、1枚で勝ち筋になるカードでもあるので。
あと安定してる反面爆発力がなくて相手のライフを40点とか削るのが苦手だったり対策が取りやすかったりカリタスが刺さったりという弱点も当然あるのでメインはともかくサイドはいじる余地が大いにありそう。今のリストはカリタスの採用で究極の価格をカリタス対策に加えて自分より早いデッキ相手のサイドボードにしているのがスペース圧縮術。あとはアド源とチャンドラデッキ対策か。なるべく生物でサイドも埋めたいので各色CIP生物に注目。
・エスパードラゴン
エスパードラゴンというデッキは環境でオジュタイというカードが強ければいつでもワンチャンあるデッキだと思うけど、今回はアヴァシンがいること、衰滅デッキがあることなどやや弱い立ち位置だったか。トップメタのバントカンパニーやウェストヴェイルデッキが対空防御の薄いデッキなので攻撃性は十分に発揮できたとおもうけど、死にやすかったのではないかと。今回トップエイトに入ったのは、ひとえに八十岡さんの手腕とこのデッキへの習熟によるものだと思う。
リストはかなり全方位型の取り回しやすそうな形。メインのハンデスが強迫じゃないところとか追加のカウンターがXのところとか。
マナベース。カラーカウントは十分そう。タップインも5ターン目にアンタップインできればあとは融通の効くデッキタイプなので本来はあんまり苦労しないのかもしれないけど、テンポでイカれる可能性はあるし実際イカれてた。
デッキとは関係ないけど、カンパニーデッキ相手のサイドプランで相手がカウンター入れてこないほうが楽って話、達人すぎて好き。
・緑白トークン
トークン生成PWを軸に地上を制圧するなんてことないデッキだけど、アヴァシンとオーメンが加わることで動きにヴァリエーションがでてるのがいい。四枚積まれたカードがやりたいことを主張している。荒野の確保も4だったらなおよかった。
とにかくカードパワーを十分以上に確保したうえでしっかりトークンという戦略をもっているのが大事。
フィーチャーでみる限り、結構な頻度でカラースクリューしていた。やはり土地24枚のマナベースを特殊地形8枚基本地形16枚で埋めるのは現代スペックではないんだなと、黒緑デッキ2種のマナへの配慮をみると思う。ニッサの誓いも4枚でいいな。
サイドボードは究極にぐちゃぐちゃしているけど、悲劇的な傲慢をしっかり積むのはこのプロツアーでは大事だったんだろう。
・赤白無色
赤い溺墓の寺院デッキのヴァリエーション。これは溺墓の寺院が無色マナを出すことに着目してエルドラージを用いている。そこまではいいけど、変位エルドラージのためにか白が入っているのがあんまり美しくない。無色は色マナなのでこれは3色デッキで、白を入れるのを正当化するマナサポートは戦場の鍛冶場くらいなので、ちょっとちぐはぐに思える。サイドに白ダブシンが3枚もあるのも気に入らない。
白をタッチするなら平地1・進化する未開地4・戦場の鍛冶場4くらいが妥当なんじゃないか。
デッキとしてはボードコントロールに収まっている。赤いインスタント・ソーサリーがたくさん取れるので普通はそうなるか。
無色マナ源としてウェストヴェイルをとっているのがすごい。生物の枚数的には絶対に変身しなさそうだけど、真ん中の能力もあるしこの枚数に抑えるなら積み得な感はある。だったら末裔3枚出す土地も必要だとおもうけど。サイドに荒野の確保があるからメインはマナベースとしてしかカウントしていなくて、サイド後強襲を狙っているのかも。だったらメインに荒野の確保取らないのはなぜなんだろう。
・バントカンパニー
あんまり触れることがない気もする。あ、初日の支配率25%は結構やばいね。
マナベース、やはりシャドウランドを廃してバトルランド+進化する未開地にしているのがわかる。3色デッキはこの構成がもっともタップインしにくいのかな。バントはその気になればニッサだけじゃなくてもっとマナ関連のクリーチャーを取ることができるはずだけど、それをしていないってことはマナはこれで十分なんでしょう。
メインはともかくサイドの完成度が高いと思う。バントカンパニーってインスタントタイミングの刺し合いで負けるよりどうしようもないカードたたきつけられて負け、ってパターンのほうが多かったから被覆をとってるのは調整されている感ある。地上のにらみ合いを突破する悲劇的な傲慢や信頼の置ける対空防御のドロモカとかもデッキの弱点をしっかりと補強している。決勝では地上が突破できない・空の防御が薄いという弱点を見事に突かれて負けていたけど、環境の王道デッキだったのでそれはしかたのないこと。
同型対策があまりなさそうにも見える。バントカンパニー同型ってクリーチャー1枚とかで差がつかなさそうだからなにか置物に頼ったほうが良さそうだけど。
今後はオーメンで詰まないようになにかが必要そう。翼切りとかランデスとか?除去を絹包みにするとか?よくわからん。
ウィザーズの発表した殿堂プレイヤー・プラチナプロへのプロツアー参加報酬の変更についての声明を聞いて、不安におもっています。私はプロプレイヤーではないしお金を受け取るわけではないんだけど、プロプレイヤー達のデッキやプレイを華やかな舞台で見るのは楽しみで、MTGをプレイする動機の一つといっても良かったので。
見返りがなくなれば環境の研究やプレイの研鑽に時間を費やす人が減るのは当然のことだと思うし、実際何人かのプレイヤーはこの賞金形体ではプロプレイヤー活動を続けるのは難しいと表明しています。専業プレイヤーが減って競技プレイのレベルが下がってしまってはプレイヤーの関心や尊敬を集め続けることはできないしょうし、なにより寂しいです。
何かできることがあればよいのですが。
・黒緑過ぎ去った季節
ほぼ黒単コントロール。アド合戦になった時の絶対的フィニッシャーとして過ぎ去った季節と闇の誓願のユニットを搭載している。
過ぎ去った季節を打ったら勝つだろうということはみんなわかっていたと思うけど、ほぼ黒単に寄せているのが目を引く。下心を出して不屈の追跡者とか採用しないあたりストイックに安定性と向き合った良いデザインだと思う。ニッサと未開地のせいで森が1枚増えているのだけ気になる。
黒軸のコントロールは現環境でもある程度通用するということだと思う。フル投入されている骨読みも明確なフィニッシャーがあるデッキでは輝く。黒は単色でもある程度サイドボードに柔軟性があってこのデッキではサーチもできるので今後拡張できそうなのもグッド。
サイドの翼切り。オーメンダールへの対処法としてスマートで、汎用性もあって良いカード。
緑に寄せるなら骨読みをニッサの巡礼にするかんじかな。
衰滅が腐ると負ける、という印象だったので森の代言者を1枚で処理できる究極の価格は闇の掌握と枚数入れ替えてもいいかも。メタゲームが今後はっきりしてくるだろうから。
総じて好みなデザイン。
・赤緑ゴーグルランプ
溺墓の寺院とルーター、マナ加速を絡めた大味な赤いデッキは構築できそうだとおもっていたけど、エルドラージランプとのハイブリッドになるとは。
チャンドラで横並びに強いという特性をアタルカ・コジレックの帰還で強化していてメタゲーム上の立ち位置をはっきり確立させているのが好印象。ゴーグルとチャンドラの枚数は逆なんじゃないかと思うけれど、きっとマグマの洞察力や苦しめる声なんかのパーツがそのまま使うと弱すぎてゴーグルを減らせないんでしょう。それかメインはもうゴーグルの圧倒的カードバリューで押しつぶす前提なのか。
潤滑油のようなカードが多すぎて枠がパツパツなのか、ランドやフィニッシャーがいまいち少ないように見える。結構カード同士が緊密にシナジーしているデッキなので枚数調整には相応の台所事情があるんだろうけど。意外にマリガンやハンデスでリソースが減ると厳しそう。まあマリガンはほぼないだろうけど。
高揚達成するの?
サイド後アド軸で細かく立ち回れるようになっているのも面白い。アド生物に枚数割きすぎだから逆立ちしても勝てない相手がいるって言うよりもサイド後はアド生物で戦うと予め決めてあるのかな。溺墓の寺院のおかげでマナ加速枠のカードをサイドアウトしなくてもスムーズにサイドチェンジできるようになってていい。
・エスパーコン
タップアウト系の全除去+PWコン。2枚だけ入ってるカウンターが呪文萎れなのが面白い。ダブルシンボルを避けるということは後半フタをする役目じゃなくて序盤の攻防に用いることを期待しての採用だろうから、中隊をカウンターするために入っているんだと思う。
総じてやりたいことは黒緑過ぎ去った季節とほぼ同じで、あちらのほうがスケールが大きいからまともにぶつかったら負けるだろうけど、このリストでいいなと思ったのはマナベース。バトルランドを全力採用して未開地でそれを補助するというマナベースは均等3色なら合理的で、実際八十岡さんのエスパーよりマナ面でのトラブルは少なそうに見えた。しっかりパワーカードの白黒ミシュラを4枚とっているのもよし。
・黒緑ハスク
浅原さんの白緑トークンランプもすごいなと思ったけど、こちらも謎の石の儀式を採用したデッキ。浅原さんのはトークン・オーメン・ランプという三軸で大きく大きく広がっていくデッキだったけど、こちらはカンパニー・オーメン・ハスクという軸を中心に多少コンパクトにまとめた形。オーメンは入っているだけで勝ち筋。
謎の石の儀式はマナサポートとして入っていて、壌土のドライアドまで採用されているのを見ると、マナ面で不自由しないことがどれだけ重視されているかがわかる。ぱっと見マナフラを受けられそうなカードは中隊・徴募兵・オーメンくらいか。
とは言え同じ種類のカードの複数投入や徴募兵・中隊のサーチ力によって実際はかなり高い安定性を持っていて、実際にはマナが不足なく供給されればオーメンもしくはハスク・2枚のズーラポートにたどり着くことができるので、カード1枚でマナフラをどうこうする必要はなさそう。
高出力のエンジンを過不足なく相手を倒すサイズにコンパクトにまとめてあるところが「プロユースのデッキ」っぽくて最高にかっこいい。今回のベストデッキだと思う。
欲を言えばウェストヴェイルを探す手段がないか。このデッキだと追加のハスクのような役割だけど、1枚で勝ち筋になるカードでもあるので。
あと安定してる反面爆発力がなくて相手のライフを40点とか削るのが苦手だったり対策が取りやすかったりカリタスが刺さったりという弱点も当然あるのでメインはともかくサイドはいじる余地が大いにありそう。今のリストはカリタスの採用で究極の価格をカリタス対策に加えて自分より早いデッキ相手のサイドボードにしているのがスペース圧縮術。あとはアド源とチャンドラデッキ対策か。なるべく生物でサイドも埋めたいので各色CIP生物に注目。
・エスパードラゴン
エスパードラゴンというデッキは環境でオジュタイというカードが強ければいつでもワンチャンあるデッキだと思うけど、今回はアヴァシンがいること、衰滅デッキがあることなどやや弱い立ち位置だったか。トップメタのバントカンパニーやウェストヴェイルデッキが対空防御の薄いデッキなので攻撃性は十分に発揮できたとおもうけど、死にやすかったのではないかと。今回トップエイトに入ったのは、ひとえに八十岡さんの手腕とこのデッキへの習熟によるものだと思う。
リストはかなり全方位型の取り回しやすそうな形。メインのハンデスが強迫じゃないところとか追加のカウンターがXのところとか。
マナベース。カラーカウントは十分そう。タップインも5ターン目にアンタップインできればあとは融通の効くデッキタイプなので本来はあんまり苦労しないのかもしれないけど、テンポでイカれる可能性はあるし実際イカれてた。
デッキとは関係ないけど、カンパニーデッキ相手のサイドプランで相手がカウンター入れてこないほうが楽って話、達人すぎて好き。
・緑白トークン
トークン生成PWを軸に地上を制圧するなんてことないデッキだけど、アヴァシンとオーメンが加わることで動きにヴァリエーションがでてるのがいい。四枚積まれたカードがやりたいことを主張している。荒野の確保も4だったらなおよかった。
とにかくカードパワーを十分以上に確保したうえでしっかりトークンという戦略をもっているのが大事。
フィーチャーでみる限り、結構な頻度でカラースクリューしていた。やはり土地24枚のマナベースを特殊地形8枚基本地形16枚で埋めるのは現代スペックではないんだなと、黒緑デッキ2種のマナへの配慮をみると思う。ニッサの誓いも4枚でいいな。
サイドボードは究極にぐちゃぐちゃしているけど、悲劇的な傲慢をしっかり積むのはこのプロツアーでは大事だったんだろう。
・赤白無色
赤い溺墓の寺院デッキのヴァリエーション。これは溺墓の寺院が無色マナを出すことに着目してエルドラージを用いている。そこまではいいけど、変位エルドラージのためにか白が入っているのがあんまり美しくない。無色は色マナなのでこれは3色デッキで、白を入れるのを正当化するマナサポートは戦場の鍛冶場くらいなので、ちょっとちぐはぐに思える。サイドに白ダブシンが3枚もあるのも気に入らない。
白をタッチするなら平地1・進化する未開地4・戦場の鍛冶場4くらいが妥当なんじゃないか。
デッキとしてはボードコントロールに収まっている。赤いインスタント・ソーサリーがたくさん取れるので普通はそうなるか。
無色マナ源としてウェストヴェイルをとっているのがすごい。生物の枚数的には絶対に変身しなさそうだけど、真ん中の能力もあるしこの枚数に抑えるなら積み得な感はある。だったら末裔3枚出す土地も必要だとおもうけど。サイドに荒野の確保があるからメインはマナベースとしてしかカウントしていなくて、サイド後強襲を狙っているのかも。だったらメインに荒野の確保取らないのはなぜなんだろう。
・バントカンパニー
あんまり触れることがない気もする。あ、初日の支配率25%は結構やばいね。
マナベース、やはりシャドウランドを廃してバトルランド+進化する未開地にしているのがわかる。3色デッキはこの構成がもっともタップインしにくいのかな。バントはその気になればニッサだけじゃなくてもっとマナ関連のクリーチャーを取ることができるはずだけど、それをしていないってことはマナはこれで十分なんでしょう。
メインはともかくサイドの完成度が高いと思う。バントカンパニーってインスタントタイミングの刺し合いで負けるよりどうしようもないカードたたきつけられて負け、ってパターンのほうが多かったから被覆をとってるのは調整されている感ある。地上のにらみ合いを突破する悲劇的な傲慢や信頼の置ける対空防御のドロモカとかもデッキの弱点をしっかりと補強している。決勝では地上が突破できない・空の防御が薄いという弱点を見事に突かれて負けていたけど、環境の王道デッキだったのでそれはしかたのないこと。
同型対策があまりなさそうにも見える。バントカンパニー同型ってクリーチャー1枚とかで差がつかなさそうだからなにか置物に頼ったほうが良さそうだけど。
今後はオーメンで詰まないようになにかが必要そう。翼切りとかランデスとか?除去を絹包みにするとか?よくわからん。
ウィザーズの発表した殿堂プレイヤー・プラチナプロへのプロツアー参加報酬の変更についての声明を聞いて、不安におもっています。私はプロプレイヤーではないしお金を受け取るわけではないんだけど、プロプレイヤー達のデッキやプレイを華やかな舞台で見るのは楽しみで、MTGをプレイする動機の一つといっても良かったので。
見返りがなくなれば環境の研究やプレイの研鑽に時間を費やす人が減るのは当然のことだと思うし、実際何人かのプレイヤーはこの賞金形体ではプロプレイヤー活動を続けるのは難しいと表明しています。専業プレイヤーが減って競技プレイのレベルが下がってしまってはプレイヤーの関心や尊敬を集め続けることはできないしょうし、なにより寂しいです。
何かできることがあればよいのですが。
コメント