スゥルタイアグロ
赤抜きティムールみたいなデッキです。

リスト
・ランド 26
 緑白フェッチ 4
 青黒フェッチ 4
 青白フェッチ 2
 ラノワールの荒原 2
 沈んだ廃墟 2
 緑白バトラン 1
 大草原の滝 1
 森 2
 沼 1
 平地 1
 島 1
 風切る沼地 4
 黒白ミシュラン 1
・クリーチャー 19
 始まりの木の管理人 4
 森の代言者 4
 ヴリンの神童、ジェイス 2
 反射魔道士 3
 放浪する森林 4
 黄金牙、タシグル 2
・スペル 15
 強迫 2
 頑固な否認 3
 闇の掌握 2
 苦い真理 3
 スゥルタイの魔除け 1
 真面目な訪問者、ソリン 1
 残忍な切断 3
・サイド 15
 払拭 1
 アラシンの僧侶 2
 軽蔑的な一撃 3
 精神背信 2
 鞭打つ触手 2
 苦い真理 1
 スゥルタイの魔除け 1
 ゲトの裏切り者、カリタス 2
 龍王シルムガル 1

・組むとき考えていたこと
 (解体した)緑白リンヴァーラを回していて始まりの木の管理人が1・2ターン目の行動を担保してくれる上8ターン目とかにトップしても嬉しいマナの権化のような存在ということに改めて気づく。ちょうど似たような軽くてマナフラ受けのできる森の代言者が使ってみたかったので、緑軸のアグロデッキを組むことにする。
 環境がラリーやアブザンアグロのようなテンポ軸での勝ち手段を持つデッキに寄っていたのでなるべくテンポ負けしない、かつマナが伸びあったときに優位に立てる構成を目指す。マナベースも大事だけど呪文をテンポが良く後半でもカードパワーが落ちないもので固めたかった。
 マナをめぐるデッキになることがわかっていたので、マナベースを考える。森の代言者のためにミシュランは絶対に採用したい。緑絡みのミシュランは黒と青なので、素直に組むとスゥルタイになる。ティムールは管理人が運用できなくて、バントとアブザンは研究が進んでいるので、今回はスゥルタイを試してみる。フェッチはデルタマイアストランドとすると全種3色でどれかの基本地形をアンタップインできるけれど、どう考えても緑軸にはならないので白に寄せてデルタストランドヒースに。青マナが過剰に供給されるので緑黒ミシュランと島から沼or森、青マナとなんかの色マナ、という想定のマナベースをまず組む。
 環境最強のテンポカード頑固な否認は取ることになるだろうとおもっていたので、同じくテンポカードかつパワー4のタシグルは当確。白寄せのマナベースになっていたので反射魔道士と、大抵は相手にスペルの使用を強要してくれる放浪する森林を。この時点で青緑寄せのアブザンブルーみたいなデッキに。

・テストプレイ
 リーグや2人構築で10回くらいテストプレイ。ワーデン、レベルアップ、リフレクターみたいな動きやジェイスタシグル頑固な否認構えなど想定していた動きをすれば実際に勝てるということを確認。やけにマナスクリューしたけど枚数の問題じゃないと思いたい。ジェイスやワーデンでスクリュー中でも一応動けはした。
 ラリーに結構負ける(恒例)。テンポ軸で戦うということは反射魔道士をプレイされると優位を大きく削がれるということで、Cipなし軍団を打ち消せないバウンス君たちで戻されて、コンボは弾けるけど盤面で負けるというパターン。
 アンタップインできる緑マナが少なすぎたのでフェッチを2枚ダメランに差し替え。脳筋過ぎてシステムに触りづらかったので闇の掌握をいれたため早いターンの黒マナの増量も必要だった。序盤のマナを青緑ではなく黒緑にしたほうがいいと思ったので五枚目のミシュランも白黒へ。
 カードパワー枠でメインにいたカリタスをサイドに下げる。赤絡みのデッキだと出したターンに除去を打つのが少し楽だけど、このカラーリングだと黒黒黒がないとその動きができなかったのでメインではデッキに合っていないと判断。ラリー相手なら戦闘前に出すだけでコンバットが楽になったり絆魂が偉いマッチがあったりとサイド要員としてはいい感じ。
 カリタス解雇に伴い苦い真理を打つライフの確保要因として反射魔道士を1枚ソリンへ。
 などなどまだ調整は必要そう。特にマナベース。

・カードの感触
 緑の生物は期待した通りの高打点。森の代言者は環境に2/3が多くて止まりやすかったりランプに土地潰されまくってバニラになったりもしたけど、後半引いても構わない2マナ域という仕事はきっちりしてくれたので満足。自分のサイズと警戒で土地の到着を待ったりできて攻防兼任かつ安定感があった。
 頑固な否認はこのデッキだといつでも否認というわけじゃなくて最初の数ターンは魔力の乱れとして使うことになるけど、それでも十分。ただラリーとランプが増えて3マナの除去みたいなカードに向かい風が吹くとこのカードも弱くなるかも。ランプには効くから考える必要ないかな?
 白と赤がないとロックやチャンドラみたいな盤面をまくるカードがとりづらくてちょっと噛みあいデッキになってしまうかも。ハンデスとルーターでお互いのプランをちゃんとすり合わせるのが大事。特にサイド後。

・総評
 テンポデッキはグリクシス・ジャンド・マルドゥ・ジェスカイ・アブザンミッドレンジあたりの多色ミッドレンジに強くて使う理由はあるかなと思った。赤黒とか赤緑みたいなアグロ相手だとぎくしゃくすると思うけどあんまり当たらない。
 ただラリーとランプという本来キーカード弾いてれば勝てるようなアーキタイプが今のスタンでは完成度が高くて粘り強く戦ってくるのでテンポデッキでそういうデッキに勝てないなら素直にそっち使ったほうがいいんだろうなーとは思った。ランプはまだスペル中心だから高速クロック+打ち消しハンデスというアプローチが有効だけど、7~8マナに到達された瞬間別ゲーになって苦手。
 バーンやLOみたいなクリーチャー軸じゃないテンポデッキが組めれば理論上有利そう。ミッドレンジに勝てるかは不明だけど。
 バントやアブザンとの比較はミシュランと過剰供給されるサブカラーの強弱によってできるかな? ミシュラン最強はアブザン(白黒)で間違いないけど、マナベースは難しい。アブザンは緑白、バントは青白、スゥルタイは青黒がフェッチの軸になって、それを戦略に一番落とし込めてるのはアブザンか。スゥルタイも緑をタッチにするとかなり合理的だけど管理人を諦めないといけなさそう。
 やっぱりアブザンということかな。
 

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